観劇100本ノックの記録

1年間で100本の観劇を試みています。

【15本目】宝塚歌劇『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』

2週間前に、星組を観劇してきた!

せっかく観ることができたのに感想をまとめられておらず…

このまま放置しているのも良くないと思ったので、とりあえず今の状態でアップしておく。

 

 

公演概要

お芝居

作・演出/小柳 奈穂子


2011年に柚希礼音を中心とした星組で上演された『めぐり会いは再び』は、恋する男女が織りなす騒動を華やかにコミカルに描きあげたミュージカルとして大好評を博し、翌年には『めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~』を続演。

この度は第3弾として、前作で礼真琴が演じたルーチェと、ガールフレンドのアンジェリークを中心としたオリジナル新作ミュージカルをお届け致します。架空の王国を舞台に、個性豊かなキャラクター達が繰り広げる、ミステリー仕立てのラブコメディをお楽しみください。
王都マルクト。オルゴン伯爵の次男ルーチェ・ド・オルゴンは、大学卒業後も定職に就かず、友人レグルスが立ち上げた弱小探偵事務所の手伝いをして暮らしていた。ガールフレンドのアンジェリークとの関係も順調とは言えず、アンジェリークには実家から縁談の話も舞い込む始末。そんなある日、事務所に奇妙な依頼人が現れ、王家に代々伝わる秘宝“一角獣の聖杯”を守って欲しいと頼まれる。捜査に乗り出したルーチェは、いつしか王都を揺るがす争いに巻き込まれて行くこととなる。果たしてルーチェは“一角獣の聖杯”とアンジェリークの愛を手に入れ、さらには王都に平和を取り戻すことが出来るのか!?

 

ショー

作・演出/藤井 大介
スペイン語で「素晴らしい歌い手」を意味する『Gran Cantante!!』。スペインの伝統的な祭りをテーマに、スペインにまつわる名曲の数々と魅惑的なスパニッシュダンスで綴るレビュー作品。確かな実力を持つトップスター・礼真琴の魅力を詰め込んだ、今の星組ならではの華やかでパッショネイトな世界を描き出します。
なお、宝塚大劇場公演は、第108期初舞台生のお披露目公演となります。

 

感想 ※ネタバレ注意

柚希礼音さんの時代に1作目、2作目を上演し、今回がシリーズ3作目。

1も2も観たことはなかったけれど、けっこう楽しめた!(シリーズを観てきた方はもっと楽しめたんだろうと思う)

結論から言うと、ハッピーエンドが約束されている作品なので、安心して観ていられて、幸せな気持ちになれた。

そしてとにかく、トップの礼真琴さんの歌が上手くて本当にストレスなく気持ちよく観劇できるのが最高!素晴らしかった。ストレスなく歌を楽しめる機会は案外少ないと感じるので本当にありがたい。

礼さんだけでなく、脇を固めるメンバーたちも安定していて良い!

筋トレのシーンがけっこうお気に入り。

 

 

ショーは頭から離れない主題歌が良い!

沸き上がるエネルギーが感じられて感動したし、元気をもらった。

個人的に宝塚の好きなところの一つに、「出演者に対して”元気に頑張って輝いてくれてありがとう”という気持ちになれる」がある。今回はそれを存分に感じることができた。

にんじんのシーンはなぞだけど衣装も振付も結構好き(笑)

天寿光希さんは、自分が宝塚を知った時からずっと美しく、芯がぶれないまま宝塚にいてくれていたように思う。お別れを思わせるシーンは思わずぐっと来た(これはお芝居でもそうだったな)。

極めつけはエトワールで、観客からの拍手が力強くて鳥肌が立った。