【8本目】劇団四季「ノートルダムの鐘」@KAAT
観劇100本ノックが始まる前からチケットを取っていて、本当に楽しみにしていた公演!!会社の振休を使って観てきた。
まずは一言。素晴らしかった・・・・
ストーリー
カジモドの切なく悲しい愛の物語。
そのなかに見出す、ひとすじの光とは――。
四季の公式HPのストーリーを載せようとしたら、かなり詳細に書いてあって長かったので割愛。15世紀末のパリが舞台。
キャスト
こちらです。
四季の俳優さんは詳しくないものの、四季ファンの友人に見てもらったら「素晴らしいキャスト👏」とのこと。確かに素晴らしかった!
感想 ※ネタバレあり
四季の作品の中で一番好きかもしれない、というくらい良かった…!
観劇前の知識としては、「ディズニー映画は2回くらい観た気がするけど記憶はおぼろ…」「たしかカジモドがエスメラルダと結ばれなくて残念だった」という感じ。
でも楽曲が好きだったので、サントラは、映画版、四季版、アメリカ公演版も聴いていた。ただ、曲をつなぐ短い曲やセリフはカットされていたりするので、完全なストーリーがどうなっているのかは知らなかった。
観劇をかなり楽しみにしていたので、チケットを取った2月から、「サントラ絶ち」をして備えていた。(サントラを聴き込みすぎてサントラとの違いが気になってしまう現象を避けるため!笑)
それでもサントラの方が良かったらどうしよう、期待しすぎかな、という不安を抱えつつ見ましたが…
カジモドも、フロローも、隊長も、エスメラルダも。
メインの登場人物が皆、救いようのない極悪人でも、清廉潔白な美しい人でもない。そんな人間味あふれるところに共感したし、観ていて苦しくなった。
誰もが、弱さや欲望を持っている。
みんなかわいそうだ。
しかしあんな終わり方だとは思わなかったな…
カジモドはエスメラルダと永遠に一緒にいることを望み、その通りになったと言えるかもしれない。でも、フロローがいなくなって、保護者を失ったカジモドは生きていこうと思ってもできなかったのかなと思ったら、辛い。
整理できていない箇条書き感想
・みんな歌が上手い!安心して集中できた。
・カジモド、どっしりした声がぴったり
・フロロー 地獄の炎良かった!!カッコ良い!!
・隊長思ったよりいい奴やんけ
・聖歌隊グレイト。
・舞台ならではの演出に鳥肌
・カジモド、初めは普通の格好で出てきて、カジモドに変化する様子を舞台上で見せるなんて…!
・石(ガーゴイル)が動いたり、途中でただ布だけ残してカジモドを一人にするところも良い。
・鉛を降り注ぐ時の布の演出も素晴らしい
・フロローが聖堂から落ちる演出はかなり衝撃的。すごい速さで落ちた。恐ろしくてハッとなった。
・エスメラルダ「あなたも美しいわ」の歌詞で泣く
・ずっと友達でいたかったよね…
・光のなかへ去っていくエスメラルダ。美しいけど悲しい
・最後また出てくる3人(エスメラルダ、フロロー、隊長)
自分にしかわからない感想になってしまった…!
色々じわじわ思い出す気がするので、思い出したら追記したい。
もう一回、違う席で観たいな~~!